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小松さんと高尾さんは同じサッカーキング編集部で仕事をしていますが、主にどのような業務をしているのですか?


K(小松) 僕は原稿を作成・編集しつつ、実際の記事の見せ方や広告の出し方、システム管理もやっているので、サイト運営が主な業務になりますね。

T(高尾) 小松さんに比べると、私は現場に足を運んで取材をしたり、原稿を書く仕事が多いです。編集だけではなく、『サッカーキング』で原稿を書いてもらっているライターさんやアルバイトメンバーの管理も業務の一つです。

高尾さんも初めはアルバイトとしてサッカーキング編集部に入ったと聞きました。


T そうなんです。アルバイト時代は小松さんの下について、ニュースをひたすら作っていました。「最低でも1日原稿10本!」という目標を立てていたので、まさに“1000本ノック”的な感じでしたね(笑)。

K サッカーキング編集部では、若手や未経験者は基本的にアルバイトで入って、最初はニュースを作るところからスタートしてもらっています。何か情報が出てきたら、ライティングで正しく表現をして出す。自分の意思を入れない原稿を書くのがライターとしての第一歩でもありますから。

T アルバイト時代は常に小松さんの隣に座って、ニュース原稿を作成するたびにフィードバックをもらっていました。小松さんは、サッカーに関わらず情報への感度が高いので鍛えられましたよ。今ではインタビューやコラムなど、書ける原稿の幅も少しずつですが広がってきました。そのベースには、ひたすらニュースを書き続けたアルバイト時代があると思います。

K 紙媒体の編集部と一緒で、原稿を書いて、校正をして、戻して。そのタイミングで「ここはこうしたほうがいいよ」と、その都度アドバイスをしていました。

なるほど。そういう歴史があって独り立ちをするんですね。


K そうですね。『サッカーキング』では、毎日発信するニュース以外にも特集を組むことがあります。ウェブ媒体は比較的に何でも取り扱えるので、自分たちがやりたいことを実現しやすい部署かもしれません。僕は、もちろんサッカー好きですけど、サッカーだけが好きなわけではありません。個人的には、サッカーを知らない方に知ってもらう、サッカーへの関心が少ない方に、より興味を持ってもらうキッカケを作りたいという意識で取り組んでいます。「サッカーがすごく好きで、愛しています!」という層ではない人に向けた企画を考えるようにしていますね。それこそ僕は音楽が好きなので、アーティストの方にサッカーを絡めた話を聞いたり。違う角度からアプローチすることで、ライト層と言われるような人たちに、より『サッカーキング』を見てもらえればと思っています。

T 私は日本代表戦やJリーグの取材に行くことが多いので、小松さんに比べると「しっかりとサッカーを伝える」という役割が大きいのかもしれません。それでも、より多くの人に『サッカーキング』を見てほしいという気持ちは同じです。つい先日、浦和レッズ所属選手と異業種の方との対談企画をやったのですが、これは実際に現場でクラブ広報の方と話をして実現させた企画です。現場では取材だけではなく、「こういうことをやったら面白いですよね?」と会話をヒントにその場でアイデアを提案することもあります。


特に印象に残っている試合や取材を教えてください。


T 私は初めて日本代表を取材したときですね。試合当日、選手がピッチに入って来る姿を記者席から見た瞬間は、「ああ、ここに立っているんだ」と少し感慨深いものがありました。

日本代表取材は注目度が高い分、取材を任される記者にとっても重責ですよね?


T 特に代表戦は取材枠も限られていて、各メディアともにキャリアのある記者を派遣することが多いのですが、そのときは「1枠だけ若手にチャンスを与えてみよう」ということで、取材を経験させてもらいました。だから、「絶対にこのチャンスを逃したくない」と思っていましたね(笑)。当時の「意地でも頑張るしかない」という気持ちを忘れずに、「これ(代表取材)を当たり前と思わないようにしよう」と今でも緊張感を持って取材するように心掛けています。

K 僕は幅広く取材をしているので、男子のU-12や高校選手権、女子の試合なども行きます。そんな僕が一番うれしかったのは、オアシスのノエル・ギャラガーさんにインタビューができたことですね。一番好きなアーティストだったので、自分の判断で連絡を取って話を進めていきました。


ミュージシャンやアーティストの取材はサッカーとも違うと思います。


K 実は、ほかのスポーツや芸能、音楽ジャンルに取材のお願いすると、意外と企画が通りやすかったりするんですよ(笑)。各専門メディアの取材では影響力やキャリアによって優先順位がつくことがあるのですが、別ジャンルのメディアについては、ほかの層にアピールできるチャンスと捉えられるのかもしれません。そういう部分は強みの一つですね。仕事でも楽しくやらなきゃ面白くないし、良いコンテンツもできないと思っているので、自分が楽しいことをやるようにしています。

ウェブ媒体ならではの苦労はありますか?


T これはウェブ媒体の宿命なのですが、とにかく“ノンストップ”なんですよ(苦笑)。世界中でニュースは発信され続けているし、今はいつでもどこでも情報が手に入る時代。追い掛け始めるとキリがないんです。「もう寝よう」、「もう終わろう」と思っていても、「ニュース性が高いぞ!」と気付くと止まらなくなってしまう(笑)。それでもやり続けるのは、“負けず嫌い”だからですね。「このニュースを一番先に発信したい!」という意地ですよね(笑)。

K 大変さで言うと、高尾さんも言っていたように、常に情報を見ていないといけないことですね。移動中も、家に帰ってからも、SNSを中心に“何か”を追い掛けているのは日常ですから。例えば、月刊誌なら校了前の1~2週間、新聞であれば深夜の数時間が一番のヤマになります。そういうヤマがウェブ媒体にはないんです。100%の力を出さないといけないタイミングは多くないかもしれませんが、常に7~8割の力を保ちながら、いつでも原稿を出せる準備をする癖をつけておくことが大切だと思っています。第1次情報の発信が早いほど反響は大きくなるし、ユーザーさんからフィードバックがあるのは間違いないですからね。

見つめる高尾

フロムワンではどんな人が活躍すると思いますか?


T 1000本ノックに食らいついてこられる人ですかね(笑)。もちろん、そういうガッツも大事なんですけど、いろいろなことにチャレンジしようとする姿勢や好奇心がある人はフィットしやすいと思います。

K 「これをやりたい!」という意志をどんどん言ってくれる人のほうが、一緒にやっていて楽しいですよね。言われたことを100%きちっとやりますという人よりも、ミスをすることもあるかもしれないけど、プラスアルファで自分の色を出したいという人のほうがフロムワンには合っていると思います。

2人が考える”これからの編集者”に必要なことついて教えてください。


K 今や情報は消耗品です。かつてはテレビと新聞、雑誌ぐらいしかなく、みんな見ている情報も似通っていたので、同じような考え方だったと思います。でも、今は違います。いろいろな情報を、各個人が、好きなときに、好きなだけ取れるような時代なので、いかに幅広く扱えるかがポイントだと思っています。それは情報の種類、たとえばエンタメ、政治、社会、経済とかではなく、文章が書ける、写真が撮れる、デザインができる、動画が撮れる、編集もできるということ。さらに、それを個人で発信できる人にならないといけないでしょう。メディアが発信するのと同じラインで、個人の意見が言える時代なので、これからますます厳しくなってくると思います。器用貧乏ではなく、器用富豪という感じに何でもできる編集者が重宝されると思いますね。

T 確かにライター業だけで活躍していくのはかなり難しいと思います。私も取材や執筆、編集だけではなく動画編集にも挑戦しています。あとはウェブ媒体のスピード感にもついていけなければ厳しいでしょうね。できることの幅を広げながら、かつ自分の個性を出していけるといいですね。

K どこの企業に入っても同じだと思いますが、「この会社のやっていることが好きなんです!」と主張するだけでは引っ掛からない。だからこそ、これからの編集者には、「“それ以外”のことも幅広くできます」というプラスアルファの武器があったほうがいいと思います。

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